2019-06-19 第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
その上で申し上げますと、上関原子力発電所については、事業者が計画を遂行する意向でありまして、法令上の必要な手続や一定の地元理解が進んでいるという状況でありますから、計画の具体化が確実な電源であると考えています。 ただし、その原発を新設を認めるかどうかというのは、これは規制委員会が判断することでありますし、政府としては、現時点においては、原発の新増設、リプレースは想定しておりません。
その上で申し上げますと、上関原子力発電所については、事業者が計画を遂行する意向でありまして、法令上の必要な手続や一定の地元理解が進んでいるという状況でありますから、計画の具体化が確実な電源であると考えています。 ただし、その原発を新設を認めるかどうかというのは、これは規制委員会が判断することでありますし、政府としては、現時点においては、原発の新増設、リプレースは想定しておりません。
上関原子力発電所につきましては、まだ設置許可がおりていないため、仮につくる場合には新設に当たるというふうに考えてございます。
中国電力は、山口県に提出した申請書の補足説明資料の中で、温室効果ガス削減を理由に、安全性に一層すぐれた新規原子力発電所の開発を計画的に進めることが必要だ、上関原子力発電所の開発はこれまで以上に重要だと述べております。 大臣に伺いたい。 経産省も、中国電力と同じように、上関原子力発電所の開発が必要、重要だと考えておられるんでしょうか。
一方で、上関原子力発電所については、事業者が計画を遂行する意向でありまして、法令上必要な手続や一定の地元理解が進んでいることから、計画の具体化が確実な電源であるというふうに考えております。
まず、現在、山口県上関原子力発電所建設工事予定地において、工事を強行しようとする中国電力の作業員と反対派の住民との間で攻防が続いており、地元祝島の六十九歳の女性が負傷して救急車で運ばれるという非常事態が発生しております。
上関原子力発電所建設予定地の沖合での海上保安庁の活動の件でございますが、委員御指摘のように、中国電力の工事船、あるいはこれに抗議をする漁船等の船舶が当該予定地の沖合で多数せめぎ合っておるところがありますので、海上保安庁といたしましては、あくまで事故を防止して海上の安全を確保するという観点から必要な指導を行うということにしておりまして、場合によっては、やはり船舶同士が接近して危険があるという場合には、
上関原子力発電所の計画地周辺については、生物多様性に富んで重要な自然環境を有する地域であるために、十一年前、平成十二年の二月に、貴重な生物の保全等を求める環境庁長官意見を提出しております。同意見の中では、新たに希少な動植物が確認された場合についても適切な対応をとるよう求めているところであります。
この御指摘の上関原子力発電所については電力需給対策上重要な電源であると認識しておりまして、重要電源開発地点にも指定しておりまして、その意味で政府としては建設を期待しておるところでありますが、同時に、福島議員から御指摘のように環境の問題をどうするんだと、こういう御指摘でありますが、環境の適合性、それから供給の安定性、経済の効率性を同時に満たすことが必要であると考えております。
山口県の上関原子力発電所で、海を埋め立てて原子力発電所を建設するということが今まさに進められようとしております。これは、日本にしかすまない様々な生物、カンムリウミスズメ、スギモク、ナメクジウオなどいまして、またスナメリもすんでいます。内海、瀬戸内海の本当にきれいな内海の、本当に奇跡の海と言われる、生物多様性にとって大事なところです。
御指摘の上関原子力発電所についてでありますが、平成十三年に環境影響評価手続が終了しております。その中で、温排水の影響評価については、拡散範囲は放水口近傍に限られると予測されており、その影響は小さいと評価されております。また、中国電力は、温排水に係る環境監視として、取放水温度の連続測定等を行うこととしております。
この話と上関原子力発電所の話というのは基本的に違う話でございます。上関原子力発電所につきましては、平成二十一年十二月十八日に、御案内のとおり、中国電力株式会社より一号機に係る原子炉設置許可申請がなされております。現在、設置許可申請について、安全の確保を第一に、これまた厳正に審査を行っているところであります。
○川田龍平君 先ほど質疑がありました山口県の上関原子力発電所建設予定地の例でも明らかなように、このアセス制度そのものに対する不信感があるのは開発事業におけるアセス制度の位置付けが非常に弱いからだと考えています。
それから、環境大臣意見の文面では言及しておりませんが、瀬戸内海国立公園における事業として上関原子力発電所事業がございました。 同様に、国定公園に言及しているものは三件ございます。
この上関原子力発電所の建設予定地は、五十年前の瀬戸内海の姿が残っていると評されるほどに生物多様性のスポットであって、ここでの建設に関しては大きな社会問題となっています。
これは配付資料として、A3の、中国電力の上関原子力発電所建設計画に関する生物多様性保全の見地からの要望書というのを配付させていただきました。御覧ください。 前回の委員会で、この日本鳥学会を野鳥の会と言い間違えてしまったことを訂正して、ここの関係者の方々におわびいたします。
先ほど御指摘をいただいた中国電力の上関原子力発電所についても、計画がある段階で、環境省から、その環境影響評価について、一定の環境省としての見解を述べてきたところであります。 ただ、この環境影響評価法に基づく技術ガイドラインは、予測不確実性が非常に大きい場合などにおいて、事業者がフォローアップを検討するということになっております。
本年の四月十四日、衆議院環境委員会において、田島一成議員から、中国電力による上関原子力発電所予定地のカンムリウミスズメの調査についての質問がございました。そのとき、総合環境政策局長が、日本鳥学会の参画を得て調査がなされているとの答弁をさせていただきましたが、この答弁は、正しくは、日本鳥学会の会員である三名の専門家の御指導をいただいて調査がなされているとの事実を説明する趣旨の答弁でございました。
平成十二年の二月付で、当時、まだ環境庁だったころでありますけれども、「上関原子力発電所他に係る環境庁長官意見の提出について」ということで、オープンにされていらっしゃいます。もうこの段階で、上関原子力発電所の建設計画、いわゆる環境影響評価は済んだというふうにお考えなのかどうか、その点について現状を御説明いただきたいと思います。
上関原子力発電所ですけれども、大変な賛成、反対、ずっとこれまで続いてまいりまして、文部大臣もよく御存じだと思うのでございますが、ようやくにして第一歩が始まったというところに来ています。ということも、先ほど、内閣府のデータにありますように、不安がある、あるいはいろんな問題点を透明性を持って公表していないんじゃないかというようなことから積み重なってきたのではないかと思っているわけでございます。
○政府参考人(小平信因君) まず、上関原子力発電所の立地でございますけれども、これにつきましては、中国電力が地形でございますとか地質構造などを踏まえて総合的に判断したものであるというふうに認識しておりまして、現在、中国電力により行われております海上、陸上調査の結果を踏まえまして、原子炉の設置許可申請がなされた後に、国として、耐震の安全性を含めまして、安全性が厳正に判断されるものというふうに考えております
ただいま議員から御指摘のございました上関原子力発電所にかかわります漁業補償契約に関しましては、今回の山口地裁岩国支部第一審判決におきましては、中国電力と上関漁協、四代漁協等との間で結ばれました漁業補償契約は有効であり、建設工事及び運転の差止め請求は認められない旨判示されたものというふうに承知をいたしております。
その際、環境省より、上関原子力発電所計画を組み入れた平成十三年度電源開発基本計画案について異存はない旨発言があるとともに、同時に附帯意見の表明もございました。これに対しまして経済産業省より、趣旨に沿うよう事業者を指導していくという回答を行っているところでございます。